既卒と第二新卒の違いとは?どちらで就職活動を進めるべきか

既卒と第二新卒の違いを解説するアイキャッチ画像 第二新卒・既卒の就職転職

就職活動を始めようと思ったときに、「自分は既卒なのか、それとも第二新卒なのか分からない」と迷う人は多いです。

学校を卒業してから正社員経験がない場合は既卒なのか。
新卒で入社した会社を短期間で辞めた場合は第二新卒なのか。
アルバイト期間がある場合は、どちらとして就職活動を進めればいいのか。

言葉の違いが分からないままだと、求人を探すときや転職エージェントに相談するときに、「自分は対象になるのかな」と不安になりやすいです。

結論からいうと、既卒と第二新卒は似ているようで、企業からの見られ方や就職活動で伝えるべきポイントが少し違います。

ただし、どちらかに当てはまるからといって、就職や転職ができないわけではありません。

大切なのは、自分の状況を正しく整理したうえで、求人の探し方や面接での伝え方を間違えないことです。

この記事では、既卒と第二新卒の違い、企業からの見られ方、どちらで就職活動を進めるべきかを分かりやすく解説します。

「自分は既卒なのか第二新卒なのか分からない」「この経歴で正社員を目指せるのか不安」という人は、まずこの記事で自分の立ち位置を整理してみてください。

新卒入社後3年以内に離職する人は一定数いる

厚生労働省の調査では、令和4年3月卒業者のうち、就職後3年以内に離職した割合は大学卒で33.8%、高校卒で37.9%と公表されています。第二新卒として就職活動をする人は、決して珍しい存在ではありません。

中学卒 54.1%
短大等卒 44.5%
高校卒 37.9%
大学卒 33.8%

出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」をもとに作成

この記事を書いた人

20代転職の道しるべ編集部の筆者アイコン

20代転職の
道しるべ編集部

はじめまして。20代転職の道しるべ編集部です。

私自身も、就職や転職を考える中で、「自分は既卒なのか第二新卒なのか」「この経歴で応募していいのか」と迷ったことがあります。

このサイトでは、20代の就職・転職で悩む人に向けて、経歴の整理の仕方や、自分に合った動き方を現実的にまとめています。

既卒と第二新卒の違いとは?

既卒と第二新卒は、どちらも20代の就職・転職でよく使われる言葉です。

ただ、似ているように見えて、意味は少し違います。

簡単にいうと、既卒は「学校を卒業したあと、正社員として就職していない人」を指すことが多く、第二新卒は「新卒で就職したあと、短期間で転職を考えている人」を指すことが多いです。

項目 既卒 第二新卒
主な意味 学校を卒業後、正社員として就職していない人 新卒で入社後、短期間で転職を考えている人
正社員経験 ない、またはほとんどない ある
見られやすい点 卒業後に何をしていたか、就職意欲があるか なぜ短期間で辞めたのか、次は続けられるか
就職活動のポイント 空白期間やアルバイト経験の伝え方を整理する 退職理由と次に目指す働き方を整理する

ただし、既卒や第二新卒に明確な線引きがあるわけではありません。

企業や就職支援サービスによって、対象となる年齢や経歴の範囲が少し違うこともあります。

そのため、「自分は完全に既卒だからこの求人は無理」「第二新卒ではないから相談できない」と最初から決めつける必要はありません。

大切なのは、言葉の分類よりも、自分のこれまでの状況をどう説明できるかです。

既卒に当てはまる人とは?

既卒とは、一般的に学校を卒業したあと、新卒として正社員就職していない人を指すことが多いです。

たとえば、大学や専門学校を卒業したあとに就職せず、アルバイトをしていた人や、就職活動を続けていた人は既卒に当てはまりやすいです。

また、卒業後に一度も正社員として働いていない場合だけでなく、就職活動のタイミングを逃してしまった人も、既卒として見られることがあります。

既卒に当てはまりやすいケース

既卒に当てはまりやすいのは、次のようなケースです。

  • 学校を卒業後、正社員として就職していない
  • 卒業後にアルバイトやフリーターをしていた
  • 公務員試験や資格試験の勉強をしていた
  • 就職活動をしたものの、内定が出ないまま卒業した
  • 卒業後、しばらく進路を決められずにいた

既卒と聞くと、「就職に失敗した人」というイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、既卒だからといって正社員就職ができないわけではありません。

企業が見ているのは、既卒という言葉そのものよりも、卒業後に何をしていたのか、これからどう働きたいのかです。

既卒は空白期間の説明が大切になる

既卒で就職活動をする場合、面接では卒業後の過ごし方を聞かれることがあります。

「なぜ新卒で就職しなかったのか」「卒業後は何をしていたのか」と聞かれたときに、何も準備していないと答えに詰まりやすいです。

ただし、空白期間があること自体が必ずしも悪いわけではありません。

アルバイトで接客経験を積んだ、資格の勉強をしていた、自分に合う仕事を探していたなど、伝え方を整理すれば前向きに説明できることもあります。

既卒として就職活動を進めるなら、まずは卒業後の行動を責めるのではなく、面接でどう説明するかを考えることが大切です。

第二新卒に当てはまる人とは?

第二新卒とは、一般的に新卒で入社したあと、短期間で転職を考えている人を指すことが多いです。

明確な定義が決まっているわけではありませんが、新卒入社からおおむね1年〜3年以内の若手社員を第二新卒として扱う企業や転職支援サービスが多いです。

たとえば、新卒で入社した会社を1年未満で辞めた人や、入社2〜3年目で転職を考えている人は、第二新卒として見られることがあります。

第二新卒に当てはまりやすいケース

第二新卒に当てはまりやすいのは、次のようなケースです。

  • 新卒で入社した会社を短期間で退職した
  • 新卒入社から1〜3年以内で転職を考えている
  • 社会人経験はあるが、経験年数はまだ浅い
  • 今の会社が合わず、早めに環境を変えたい
  • 仕事内容や働き方のミスマッチを感じている

第二新卒は、社会人経験がある一方で、まだ若手として見られやすい立場です。

そのため、企業によっては経験やスキルよりも、基本的なビジネスマナーや今後の成長意欲を重視して採用することがあります。

第二新卒は退職理由の伝え方が大切になる

第二新卒で就職活動をする場合、面接では退職理由や転職理由を聞かれることが多いです。

「なぜ短期間で辞めたのか」「次の会社では長く働けるのか」と見られやすいため、理由をそのまま感情的に伝えるのは避けた方がいいです。

たとえば、「人間関係が嫌だった」「仕事がつまらなかった」だけで終わってしまうと、また同じ理由で辞めるのではないかと思われる可能性があります。

大切なのは、前職で感じたミスマッチを整理したうえで、次の職場ではどのように働きたいのかを伝えることです。

第二新卒として就職活動を進めるなら、短期離職を隠すのではなく、退職理由と次に目指す働き方をセットで整理することが重要です。

既卒と第二新卒はどちらで就職活動を進めるべき?

既卒と第二新卒のどちらで就職活動を進めるべきかは、正社員として働いた経験があるかどうかで考えると分かりやすいです。

学校を卒業したあと、正社員として働いた経験がない場合は、基本的には既卒として就職活動を進めることになります。

一方で、新卒で会社に入社し、短期間でも正社員として働いた経験がある場合は、第二新卒として見られる可能性があります。

正社員経験がないなら既卒として進める

卒業後にアルバイトをしていた人や、就職活動を続けていた人、資格や公務員試験の勉強をしていた人は、既卒として就職活動を進めるのが自然です。

この場合、企業が気にしやすいのは「なぜ卒業後すぐに就職しなかったのか」「今は正社員として働く意思があるのか」という点です。

そのため、既卒として応募する場合は、卒業後の期間をどう説明するか、これからどのように働きたいのかを整理しておくことが大切です。

新卒入社の経験があるなら第二新卒として進める

新卒で会社に入社した経験がある場合は、たとえ短期間で退職していても、第二新卒として就職活動を進められる可能性があります。

入社して数ヶ月で退職した場合でも、社会人経験がまったくない人とは見られ方が少し変わります。

ただし、第二新卒として応募する場合は、「なぜ前職を辞めたのか」「次の会社では何を大切にしたいのか」を聞かれやすいです。

短期離職そのものを隠すよりも、前職で感じたミスマッチと、次に目指す働き方を前向きに伝えられるようにしておきましょう。

迷う場合は両方の求人を確認してもいい

自分が既卒なのか第二新卒なのか迷う場合は、最初からどちらか一方に絞りすぎる必要はありません。

求人サイトや就職支援サービスによっては、既卒、第二新卒、フリーター、正社員経験が浅い20代をまとめて対象にしていることがあります。

そのため、「自分は第二新卒ではないから無理」「既卒だから応募できない」と決めつけるより、応募条件や対象者を確認しながら進める方が現実的です。

大切なのは、言葉の分類にこだわりすぎることではありません。

自分の経歴を整理したうえで、今の自分が応募できる求人や相談できるサービスを選ぶことが重要です。

既卒か第二新卒か迷っても、分類だけで就職活動を止めなくていい

正社員経験がなければ既卒、新卒で入社した経験があれば第二新卒として進めるのが基本です。

ただし、実際に応募できる求人は、卒業後の過ごし方や正社員として働いた期間、希望する地域や職種によって変わります。自分だけで判断しにくい場合は、今の経歴でどのように就職活動を進められるか確認するところから始められます。

neoで今の経歴から進め方を確認する

希望職種や応募先を決め切っていない段階でも相談できます。

既卒と第二新卒では企業からの見られ方が違う

既卒と第二新卒は、どちらも若手として見られやすい点は共通しています。

ただし、企業が気にするポイントは少し違います。

既卒の場合は、卒業後に何をしていたのか、なぜ新卒で就職しなかったのかを見られやすいです。

一方で、第二新卒の場合は、なぜ前職を短期間で辞めたのか、次の会社では長く働けそうかを見られやすくなります。

既卒は「就職意欲」と「空白期間」を見られやすい

既卒の場合、企業は「今、本当に正社員として働く意思があるのか」を確認したいと考えます。

卒業後にアルバイトをしていた場合や、就職活動が長引いていた場合は、その期間をどう過ごしていたのかを聞かれることがあります。

ここで大切なのは、空白期間を無理に立派に見せようとすることではありません。

「なぜその期間があったのか」「その中で何を学んだのか」「これからどう働きたいのか」を、自分の言葉で説明できるようにしておくことです。

たとえば、アルバイト経験があるなら、接客、責任感、継続力、時間管理など、仕事に活かせる経験として整理できます。

第二新卒は「退職理由」と「定着性」を見られやすい

第二新卒の場合、企業は「またすぐに辞めてしまわないか」を気にしやすいです。

短期間で退職したこと自体よりも、退職理由をどう説明するかが重要になります。

前職への不満だけを話してしまうと、採用担当者に不安を与える可能性があります。

そのため、退職理由を伝えるときは、前職で感じたミスマッチを整理したうえで、次の職場で実現したい働き方につなげて話すことが大切です。

たとえば、「仕事内容が合わなかった」で終わらせるのではなく、「実際に働く中で、自分は〇〇のような業務に向いていると感じたため、次はその方向で長く働きたい」と伝える方が前向きです。

どちらも若さと成長意欲は評価されやすい

既卒と第二新卒では見られるポイントに違いがありますが、どちらにも共通している強みがあります。

それは、まだ若く、これからの成長を期待してもらいやすいことです。

もちろん、経歴によっては不利に見られる場面もあります。

ただ、20代であれば、これまでの経験だけでなく、これからどう働きたいのか、どれだけ前向きに学べるのかを見てもらえる可能性があります。

そのため、既卒か第二新卒かで悩みすぎるよりも、企業が不安に感じやすい部分を先に整理しておくことが大切です。

20代転職の道しるべ編集部

筆者

正社員経験の短さだけで、断られるとは限りません

人材派遣営業として企業側と求職者側の両方に関わっていたとき、正社員として働いた期間が数か月しかない求職者から、「短期間で辞めているので、それだけで断られると思います」と相談されたことがあります。

本人は在籍期間の短さを強く気にしていましたが、その企業担当者が確認していたのは、短期離職の事実だけではありませんでした。

前職を辞めた理由に加えて、どのような部分が合わなかったのか、次の仕事では何を基準に選びたいのかまで確認していました。

そこで、前職への不満をそのまま並べるのではなく、実際に合わなかった仕事内容や働き方を整理し、次の会社では応募前に何を確認するべきかを一緒に考えました。

この経験から、短期離職は在籍期間だけで判断されるとは限らず、辞めた理由をどう振り返り、次の職場選びにどう生かそうとしているかも重要だと感じました。

既卒・第二新卒が就職活動で意識すべきこと

既卒と第二新卒では見られ方に違いがありますが、就職活動で大切なことは共通しています。

それは、これまでの経歴を隠そうとするのではなく、今後どう働きたいのかを整理して伝えることです。

既卒の場合は空白期間、第二新卒の場合は短期離職を気にしすぎて、自信をなくしてしまう人もいます。

しかし、企業が知りたいのは過去を責めることではありません。

「なぜその状況になったのか」「そこから何を考えたのか」「次はどのように働きたいのか」を確認したいのです。

まずは自分の経歴を整理する

就職活動を始める前に、まずは自分の経歴を整理しておきましょう。

既卒であれば、卒業後に何をしていたのか、アルバイトや勉強、就職活動を通してどんな経験をしたのかを振り返ることが大切です。

第二新卒であれば、前職でどんな仕事をしていたのか、なぜ合わなかったのか、次の職場では何を大切にしたいのかを整理します。

ここをあいまいにしたまま応募すると、履歴書や面接で一貫性が出にくくなります。

逆に、経歴を整理できていれば、たとえ不安な部分があっても、自分の言葉で説明しやすくなります。

応募先を広げすぎない

早く内定がほしいと思うと、応募できそうな求人に手当たり次第応募したくなることがあります。

ただ、焦って応募先を広げすぎると、志望動機が薄くなったり、入社後にまたミスマッチを感じたりする可能性があります。

特に、既卒や第二新卒の場合は「どこでもいいから正社員になりたい」と考えすぎると、長く続けられる職場を選びにくくなります。

もちろん、最初から条件を絞りすぎる必要はありません。

ただし、仕事内容、働き方、勤務地、休日、教育体制など、自分にとって譲れない部分は整理しておいた方がいいです。

面接で話す内容を先に準備しておく

既卒や第二新卒の就職活動では、面接で聞かれやすい質問がある程度決まっています。

既卒なら「卒業後は何をしていましたか」「なぜ新卒で就職しなかったのですか」と聞かれることがあります。

第二新卒なら「なぜ前職を辞めたのですか」「次の会社では長く働けますか」と聞かれやすいです。

これらの質問に対して、その場で何となく答えようとすると、言い訳っぽくなったり、ネガティブに聞こえたりすることがあります。

事前に伝え方を整理しておけば、過去の経歴を必要以上に不安に感じずに話しやすくなります。

就職活動では、経歴そのものよりも、その経歴をどう説明するかが大切になる場面があります。

既卒・第二新卒が応募前に避けたい2つの判断

既卒や第二新卒の就職活動では、応募数を増やす前に、経歴の伝え方と求人の選び方を確認しておく必要があります。

焦って動くと、空白期間や短期離職を隠そうとしたり、内定を得ることだけを優先して求人を選んだりしやすくなるためです。

空白期間や短期離職をごまかす

既卒なら卒業後の空白期間、第二新卒なら前職を短期間で辞めた理由について聞かれることがあります。

不利に見られたくないからといって、履歴書や面接で事実と異なる説明をするのは避けましょう。

あとから話のつじつまが合わなくなると、空白期間や短期離職そのものより、説明の信頼性を疑われる原因になります。

無理によく見せるのではなく、当時何をしていたのか、なぜその判断をしたのか、今はどのように働きたいのかを分けて整理した方が伝えやすくなります。

アルバイト、資格の勉強、就職活動、家庭の事情など、本人にとっては「何もしていなかった」と感じる期間でも、事実を振り返ると説明できる内容が見つかることがあります。

内定を得ることだけで求人を選ぶ

早く正社員になりたい気持ちが強いほど、給与、休日、勤務地など、目に見える条件だけで求人を選びやすくなります。

ただし、仕事内容や教育体制、働き方が合わなければ、入社後に同じ悩みを繰り返す可能性があります。

特に第二新卒の場合、次の会社も短期間で辞めることになると、次回の転職で退職理由を説明する負担が増えます。

既卒の場合も、正社員になることだけを優先して合わない仕事を選ぶと、働き続けることが苦しくなるかもしれません。

求人を見るときは、条件だけで決めず、仕事内容、教育体制、職場で求められる役割、自分が無理なく続けられそうかまで確認しましょう。

経歴の伝え方や求人の選び方に判断がつかない部分があっても、最初から一人ですべての答えを出す必要はありません。

既卒か第二新卒か迷うなら、一人で判断しすぎなくていい

自分が既卒なのか第二新卒なのか分からないと、求人を探す段階で手が止まってしまうことがあります。

「この求人に応募していいのかな」「自分は対象外ではないかな」と考えているうちに、就職活動を始める前から疲れてしまう人もいると思います。

ただ、既卒か第二新卒かの分類だけで、就職活動の可能性がすべて決まるわけではありません。

大切なのは、自分の経歴を整理したうえで、応募できる求人や相談できるサービスを確認することです。

求人によって対象者の幅は違う

求人によっては、既卒向け、第二新卒向け、未経験者向け、20代向けなど、対象者の書き方が違います。

なかには、既卒や第二新卒だけでなく、フリーター、高卒、中退、正社員経験が浅い人などを幅広く対象にしている求人や就職支援サービスもあります。

そのため、自分で「既卒だから無理」「第二新卒ではないから相談できない」と決めつける必要はありません。

まずは、自分の状況に近い人を対象にしている求人やサービスを確認することが大切です。

経歴の伝え方は一人だと整理しにくい

既卒や第二新卒の就職活動では、経歴の伝え方に悩みやすいです。

既卒なら、卒業後の空白期間やアルバイト経験をどう説明するか。

第二新卒なら、短期離職や転職理由をどう前向きに伝えるか。

こうした内容を一人で考えていると、過去の経歴を必要以上にネガティブに捉えてしまうことがあります。

しかし、第三者と一緒に経験や退職理由を整理すると、自分では弱みだと思っていた経験から、仕事で活かせる部分や次の職場で避けたい条件が見えてくることもあります。

既卒か第二新卒かを一人で決め切ることより、これまでの経験と今後希望する働き方を整理することの方が重要です。

20代転職の道しるべ編集部

筆者

人の経歴は整理できても、自分の転職では迷いました

筆者は人材派遣営業として、求職者の経験や希望を聞き、企業へどのように伝えるかを考える仕事をしてきました。

そのため、自分が転職するときも、経歴や希望条件を一人で整理できると思っていました。

しかし、実際に自分の転職を考えると、「今の仕事を辞めたい」という気持ちと、「次の職場で何を変えたいのか」が混ざり、簡単には整理できませんでした。

給与、休日、仕事内容、人間関係など、すべてを今より良くしようとすると、何を優先して求人を選べばいいのか分からなくなった時期もあります。

そこで、今の仕事で不満に感じていること、次の職場で希望すること、もう繰り返したくないことを分けて考えるようにしました。

人材営業の経験があっても、自分のことになると感情が入り、客観的に判断するのは簡単ではありません。既卒か第二新卒かを決めるだけでなく、経験・不満・希望・避けたい条件を分けて整理することが必要だと感じました。

既卒か第二新卒か決め切れなくても、neoで経歴を整理できる

既卒か第二新卒か分からないまま求人を探していると、「自分は応募対象なのか」と迷い、就職活動が止まりやすくなります。

ただし、相談する前に、自分が既卒と第二新卒のどちらに当てはまるのかを完全に決め切る必要はありません。

第二新卒エージェントneoは、第二新卒だけでなく、既卒、フリーター、高卒、中退、正社員経験が浅い20代などの就職・転職支援にも対応しています。

そのため、正社員経験がない人は卒業後の過ごし方を、短期間で退職した人は前職を辞めた理由を整理するところから相談できます。

求人へ応募するかどうかは、今の経歴でどのような仕事を目指せるのか、次の職場に何を希望するのかを確認してから判断できます。

20代転職の道しるべ編集部

筆者

筆者も実際にneoへ登録し、面談日程の設定まで進めました

筆者自身も第二新卒エージェントneoへ登録し、面談日程を設定するところまで実際に進めました。

登録した時点では、応募したい企業や希望職種を完全に決めていたわけではありません。また、転職理由や今後の希望条件も、きれいに説明できる状態ではありませんでした。

それでも、基本情報やこれまでの経歴を入力し、面談日程を決めるところまでは進められました。

少なくとも筆者が登録した段階では、先に求人を選んだり、志望動機を完成させたりする必要はありませんでした。

また、面談日程を設定した時点で、企業への応募まで決める必要もありませんでした。

「既卒と第二新卒のどちらに当てはまるのか」「今の経歴でどのような求人を目指せるのか」と迷っている段階でも、まず現在の状況を伝えるための予約は進められます。

空白期間や短期離職の伝え方を整理できる

既卒や第二新卒の就職活動では、経歴の事実よりも、その経験をどのように説明するかで悩みやすいです。

既卒の場合は、「卒業後に何をしていたのか」「なぜ今は正社員を目指しているのか」を聞かれることがあります。

第二新卒の場合は、「なぜ前職を短期間で辞めたのか」「次の職場では何を変えたいのか」を整理する必要があります。

一人で考えていると、空白期間や短期離職を必要以上に悪く捉え、うまく説明できなくなることがあります。

neoの面談では、これまでの経験、今の不満、希望する働き方、次の職場では避けたい条件を整理したうえで、履歴書や面接でどのように伝えるかを相談できます。

最初から志望職種や退職理由をきれいにまとめておく必要はありません。

既卒か第二新卒か迷う経歴も、そのまま相談できる

既卒なら卒業後の過ごし方、第二新卒なら前職の退職理由を中心に、これまでの経験や次の職場で希望することを整理できます。求人へ応募するか決めていない段階でも、まずは今の経歴でどのように進められるかを確認できます。

neoの無料相談で今の経歴を整理する

相談する前に、希望職種や志望動機を決め切る必要はありません。

希望条件によっては紹介される求人が限られる

ただし、第二新卒エージェントneoへ相談すれば、必ず希望通りの求人を紹介してもらえるわけではありません。

住んでいる地域、希望する職種、これまでの経歴、給与や休日などの条件によっては、紹介される求人が限られることがあります。

また、担当者との相性が合わないと感じる可能性もあります。

紹介された求人へそのまま応募するのではなく、仕事内容や勤務条件を自分でも確認し、納得できない求人は断ることが大切です。

それでも、一人で経歴の見せ方や応募できる求人を判断できず、就職活動が止まっているなら、まずは今の経験と希望条件を整理する意味はあります。

既卒・第二新卒が相談前に整理しておきたいこと

既卒や第二新卒で就職活動を進めるなら、相談する前に完璧な準備をする必要はありません。

ただ、最低限自分の状況を整理しておくと、求人紹介や面談がスムーズに進みやすくなります。

特に、既卒と第二新卒では面接で見られやすいポイントが違うため、自分が何に不安を感じているのかを把握しておくことが大切です。

卒業後・退職後の流れを整理する

まずは、学校を卒業してから現在まで、または前職を退職してから現在までの流れを整理しておきましょう。

既卒であれば、卒業後にアルバイトをしていたのか、就職活動をしていたのか、資格の勉強をしていたのかなどを振り返ります。

第二新卒であれば、前職でどんな仕事をしていたのか、なぜ転職を考えるようになったのかを整理します。

ここを整理しておくと、面談や面接で聞かれたときに、焦らず説明しやすくなります。

希望条件を決めすぎない

就職活動を始めるときは、希望条件を考えることも大切です。

ただし、最初から条件を細かく絞りすぎると、応募できる求人が少なくなることがあります。

特に、既卒や第二新卒で未経験職種を目指す場合は、最初から給与や休日、勤務地、仕事内容のすべてを理想通りにするのは難しいこともあります。

そのため、希望条件は「絶対に譲れない条件」と「できれば希望したい条件」に分けて考えておくと進めやすいです。

不安なことをメモしておく

相談前には、自分が不安に感じていることをメモしておくのもおすすめです。

たとえば、「既卒でも応募できる求人はあるのか」「短期離職をどう説明すればいいのか」「面接で空白期間を聞かれたらどう答えるべきか」などです。

不安を頭の中だけで抱えていると、面談のときに聞きたいことを忘れてしまうことがあります。

事前にメモしておけば、相談するときに自分の悩みを伝えやすくなります。

就職活動は、最初から完璧に進める必要はありません。

まずは自分の状況を整理しながら、今の経歴でどのように動けるのかを確認することから始めていきましょう。

既卒と第二新卒の違いでよくある質問

ここでは、既卒と第二新卒の違いについて、よくある疑問を整理します。

自分がどちらに当てはまるのか迷っている人は、就職活動を始める前に確認しておきましょう。

既卒と第二新卒はどちらが有利ですか?

一概にどちらが有利とは言い切れません。

第二新卒は正社員経験があるため、基本的なビジネスマナーや社会人経験を評価されることがあります。

一方で、既卒でも若さや成長意欲、アルバイト経験、就職への前向きな姿勢を見てもらえる可能性があります。

大切なのは、既卒か第二新卒かという分類だけではなく、企業が不安に感じやすい部分をどう説明するかです。

既卒は新卒枠で応募できますか?

企業によっては、卒業後一定期間内の既卒者を新卒枠の対象にしている場合があります。

ただし、すべての企業が既卒を新卒枠で受け入れているわけではありません。

応募する前に、求人票の対象者や応募条件を確認することが大切です。

新卒枠だけにこだわるのではなく、既卒向け、未経験者向け、20代向けの求人もあわせて確認すると選択肢を広げやすくなります。

第二新卒は何年目までを指しますか?

第二新卒に明確な法律上の定義があるわけではありません。

一般的には、新卒で入社してからおおむね1年〜3年以内の若手社員を第二新卒として扱うことが多いです。

ただし、企業や転職支援サービスによって対象範囲は異なります。

そのため、「3年を少し過ぎたから絶対に第二新卒ではない」と決めつける必要はありません。

アルバイト経験しかない場合は既卒ですか?

学校を卒業したあと、正社員として働いた経験がなく、アルバイトを続けていた場合は、既卒として見られることが多いです。

ただし、アルバイト経験がまったく評価されないわけではありません。

接客、販売、事務、リーダー経験、継続して働いた経験などは、伝え方によって仕事に活かせる経験として整理できます。

アルバイト経験しかないことを不安に感じるよりも、どんな経験をして、これからどう働きたいのかを整理することが大切です。

既卒か第二新卒か分からない場合はどうすればいいですか?

自分が既卒なのか第二新卒なのか分からない場合は、まず正社員として働いた経験があるかどうかで考えてみましょう。

正社員経験がない場合は既卒、短期間でも新卒入社の正社員経験がある場合は第二新卒として見られる可能性があります。

ただし、求人やサービスによって対象者の範囲は違います。

迷う場合は、自分だけで判断しすぎず、既卒や第二新卒に対応している就職支援サービスに相談して確認するのも一つの方法です。

まとめ|既卒と第二新卒の違いを理解して、自分に合う進め方を選ぼう

既卒と第二新卒は、正社員として働いた経験があるかどうかで考えると分かりやすいです。

学校を卒業したあと、正社員として働いた経験がない人は既卒、新卒で入社し、短期間でも正社員として働いた経験がある人は第二新卒として就職活動を進めるのが基本です。

既卒の場合は、卒業後に何をしていたのか、なぜ今は正社員を目指しているのかを聞かれやすくなります。

第二新卒の場合は、前職を辞めた理由や、次の職場では何を変えたいのかを説明する必要があります。

ただし、既卒や第二新卒という分類だけで、就職・転職の可能性が決まるわけではありません。

大切なのは、自分の経歴を無理によく見せることではなく、これまでの経験と今後希望する働き方を整理し、自分の言葉で説明できるようにすることです。

既卒か第二新卒かは分かっても、空白期間や短期離職をどう伝えればいいのか、どの求人なら応募できるのかまで一人で判断するのは簡単ではありません。

その段階で止まっているなら、求人へ応募する前に、今の経歴の見られ方や次の職場で希望する条件を確認するところから始められます。

既卒・第二新卒の違いが分かった後は、経歴の伝え方を整理する

既卒なら卒業後の過ごし方、第二新卒なら前職の退職理由を中心に、面接で聞かれやすい内容を整理しておく必要があります。

第二新卒エージェントneoの面談では、希望職種や応募先を決める前に、これまでの経験、今の不満、次の職場で希望することや避けたい条件を整理できます。

neoの無料相談で経歴の伝え方を整理する

相談後に求人へ応募するかどうかは、紹介内容や条件を確認してから判断できます。

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